19・20日と安全安心都市特別委員会で石巻市・仙台市へ視察に行きました。
19日は石巻広域消防本部に伺いました。
消防署長さんから管轄している地域における被災状況の報告を聞き、改めて甚大な被害であったこと、消防職員がどんなに大変な思いをして救出・捜索活動にかかわってきたのかなど、全国の応援体制なども含めて知ることができました。
報告を聞いたのち、津波と火災に見舞われた門脇小学校に行きました。 火災の後も生々しく、またすぐ近くに建っていた家は、津波で1・2階部分が流され鉄骨がむき出しのままになっていました。
小学校の向かい側には大きな家が一軒残っていました。しかし、人が住んでいる気配はありません。また手前は家が建っていた土台と玄関付近らしいブロック塀のあとが残っていました。
仙台市へむかう途中の広い運動公園にはたくさんのがれきが山積みとなっていました。
20日は仙台消防本部で仙台市内における被災状況について伺いました。
仙台市内では、救出するのにがれきと燃料不足で思うように動けなかったことをお聞きしました。
370万人の人口をかかえる横浜市は防災計画の見直しをしている最中ですが、全市で考えるより区単位で考えないと即応体制が取れないのではと思い、これからの委員会などでこの問題を取り上げていきたいと思いました。