あらき由美子

荒木 ゆみこ
日本共産党横浜市会議員
聞いて聞いて

「市民税差し押さえ」のひどいやり方に怒り心頭!

2012年3月30日

議会が終わり、次々と相談者が見えて、対応しています。

昨日は、「失業したため、市民税を払えず、分納しながら払ってきたのに、『あなたは通帳に200万円の預金があることがわかったので、差し押さえました』という連絡が区役所の税務担当からあり、「こんなやり方があるのですか」という相談でした。さっそく相談者と一緒に、担当者のところへ出向きました。

相談者のKさん(51歳男性)は、今必死になって仕事を探しています。「何社受けても面接までいくのはごくわずか。やっと面接を受けられてもう少しでその次のステップに行けると思っていた矢先、生活費として必要な貯金から一挙に52万円も引き出されては、この先生活できるかどうかますます不安になり、就職活動にも影響します。家賃や生活費で月15万円から18万円はかかります。滞納していることは悪いと思い、きちんと払うつもりがあるから、分納してきたのに、本人の同意も得ず、一挙に引き落としてしまうのはひどい。しかもこれから先の支払い方法について担当者と相談していた矢先、『差し押さえました』という通告で、大変なショックとともに不信感を持ちました。これからは、役所の人はまったく信用できなくなりました」とKさん。

 横浜市は、市民税・国民健康保険料を滞納している市民に対し、今その収納率を引き上げることを市長の命題で必死になってやっています。今回の件も、ご本人の預貯金の額が判明し、その額面が税金を一度に引き出せるだけあったので、失業しているという事情はお構いなしで、差し押さえてしまったのです。

 一番の問題は、この方が求職中であり、現時点はこの預貯金が生活していくためには欠かせないものであったこと、そして分納し、これまで約束通りに毎月支払いをしてきたのですから、その行為を見れば、ご本人の払う意思があることは確認できたはずなのです。ところが今後の支払方法について、その相談をKさんからしていたにもかかわらず、一方的に一度に払えと決めつけ、本人の同意を得ずに差し押さえてしまったというやり方は、ひどすぎます。

 こういうことが今、他区でも起きています。私たちは引き続きこの問題を議会でとりあげ、改善を求めていきたいと思っています。

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