あらき由美子

荒木 ゆみこ
日本共産党横浜市会議員
聞いて聞いて

がれき処理の実態を知るために大船渡へ行きました!

2012年5月16日

東日本大震災で被災した大船渡と陸前高田のガレキのうち木くずなどを広域処理するために、神奈川県が政府の方針に沿って受け入れるということから、横浜市もその受け入れる対象となっています。

IMG_7831そこで、13日日曜日の午後から15日火曜日まで、共産党市議団として実際に広域処理をすることをそれぞれの市が必要としているのかを知るために、現地調査に行ってきました。一関まで東北新幹線で行き、そこから在来線に乗り換えて気仙沼まで行き、翌朝大船渡へ車で行きました。 ここは、ガレキの一次集積場所で津波被害にあった赤崎中学校のグランドです。ここに集めたガレキをおおまかに分別して二次集積場所へ運び、そこでさらに細かく分別をしています。

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二次集積場所は新たな岸壁として作られたところだったので、とても広く、ここで木材・金属くず・コンクリートがら・可燃物・不燃物・堆積物などに分別され、それぞれのエリアに分けて置かれます。

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その二次集積所を高台から観たところです。ここで分別された木材などはボード材・バイオマスボイラの燃料として再利用、金属くずは有価物として業者へ売却、可燃物は近くにある太平洋セメントで焼却しセメントの材料として生成、コンクリートがらは道路の基盤材として利用、とそれぞれに利用されることになっているため、ガレキの処理は進んでいることがよくわかります。

 ということで、現地ではガレキの処理が進まないために復興が遅れているのではなく、むしろ他の理由で復興が遅れていると大船渡市へ行ってみて、思ったのです。陸前高田市の報告は次回に。

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