午前中は私立保育園園長会のみなさんと来年度の予算要望について懇談をしました。8人の園長先生らが見えられて、それぞれの思いを語っていたたきました。
「保育園は就労支援ではなく子育て支援のためにあるので、そこをはき違えてほしくない。就労支援に切り替えたことで、児童福祉の観点がなくなったことを憂いている」とのお話しを聞き、その通りだと思いました。
林市長の進めている待機児童の解消の手法や、今後少子化が進む中でたくさん作っている保育所がどうなるのか先が見えないことへの不安の声なども出されました。また老朽化している保育所の建て替えの補助金を増やすこと、保育士が見つからないで困っている実例などもお聞きすることができ、大変有意義な懇談となりました。
午後は学校図書館を考える会のみなさんとの懇談で、学校図書館に専任の学校司書を置いて、図書館の充実を図ってほしいという切実な要望をお聞きしました。
今年度から司書教諭を配置するために150億円の予算を文部科学省が認めて配分されているとのことなので、さっそく横浜市でもモデル校実施を実現させ、子どもたちの教育環境整備を進められるようにしたいと思いました。
私自身、小中学校のPTA活動に携わる中で、こどもたちへの読み聞かせを通じて学校図書館の利用が少ないこと、そして専任の人がいないことにより、図書館としての機能が十分に発揮されていないことをとても残念に感じています。
今回の文部科学省の予算化をきっかけにして、市内の小中高校に学校図書館専任司書を置いて、充実できるようにしたいと思います。