日本共産党市議団と党市委員会が主催した「横浜の防災を考えるシンポジウム」に、会場いっぱいの方が参加され、みなさんの関心の高さに圧倒されました。私たち議員団が市民の命を守るために防災の視点からもっと取り組まなければならない課題などもよくかわり、大変有意義なシンポジウムとなりました。
今後30年以内にM7以上の地震の起きる確率は70%という根拠と首都圏における被害の特徴などについての、東京大学地震研究所地震予知研究センター長で教授である平田直先生の講演はとても衝撃的でした。
「横浜・東京は災害リスク世界一といわれる理由と対策について」お話ししてくださった、神奈川自治体問題研究所事務局長の矢後保次さん。市の防災計画は自助・共助・公助の順になっているが、公助が一番先にこなければ、災害を予防することはできないとの説明に納得です。
「横浜を災害に強い安全なまちに」と、一日200万人の乗降者がいる横浜駅周辺地域の問題をはじめ、木造住宅密集地域、盛土造成地、埋立地、急斜面、崖地の対策、コンビナート施設と横須賀の原子力空母の対策などに触れ、これら多くの防災上の課題を、議員団は一刻も早く対策を講じるように取り組んできたことを紹介した岩崎ひろし議員。
会場いっぱいの方が最後まで熱心に聞いてくださり、私たちもこのシンポジウムを開催してよかったと思っています。
このシンポジウムをきっかけに、多くの方に都市型災害の危険性を訴え、市の責任として市民の命を最優先にする防災計画づくりや対策が講じられるよう、今後もしっかりと取り組んでまいります。
参加されたみなさま、ありがとうございました。