あらき由美子

27日、神奈川地方最低賃金審議会長と神奈川労働局長あてに「神奈川地方最低賃金の大幅引き上げを求める申し入れ」に行きました。申し入れには大貫憲夫団長と白井まさ子議員そして私の3名で伺い、神奈川労働局労働基準局賃金課の飛田洋一課長補佐と高橋宏幸賃金指導官が対応しました。

　厚生労働相の諮問機関である中央最低賃金審議会は７月25日、2012年度の最低賃金引き上げの目安額を全国平均で７円、神奈川県で９～18円とすることを決めました。神奈川県の最低賃金と生活保護水準の差額は18円です。引き上げ目安の上限である18円を引き上げることで、ようやく逆転現象が解消することになります。

　若い人たちへの将来のためにも、結婚して安心して子どもを育てられる環境を作るためにも、ぜひ最低賃金の引き上げをお願いしますと伝えてきました。