先日、鎌倉市にあるぴよぴよ保育園に「子ども子育て新システムになると保育や子育てにどういうことが起きるか」というテーマの講師に呼ばれて行ってきました。
以前、この保育園に呼ばれた時は、仮設の園舎でした。そして昨年の4月に新園舎が完成し、乳児棟と幼児棟との2棟にわかれて園舎が建っています。上の写真は乳児棟です。幼児棟はご覧のとおり、檜の床の広いワンフロアーで、ここをそれぞれの年齢にわかれて保育をしているそうです。
トイレの床も檜で作られているのにはびっくり。そのほかお風呂もあるので、お泊り保育もできるとか。
あまりの素晴らしさにため息が出てしましいました。
10日の参議院本会議で「消費税増税法案を含む8つの法案」が可決され、その中に「子ども子育て新システム関連の法案」も入っていました。この法案の一番のねらいは市町村の保育運営に関わる義務を外していることです。
そうなれば今でも問題になっている待機児童の解消を自治体が行うという公的な責任がなくなり、保育園の入所そのものが親の自己責任ということになるのです。こんなひどい法案を、十分な審議もしないで、3党合意で通してしまったことに怒り心頭です。この法を来年度から実施させないために、消費税増税法案とともに廃案にできるよう、解散総選挙で運動を広げていきましょうと、お話しました。