あらき由美子

荒木 ゆみこ
日本共産党横浜市会議員
聞いて聞いて

ボランティアをして気づいたこといろいろ・・・

2011年8月20日

IMG_6173翌日仙台市内のホテルを6時半に出て、石巻のセンターへ8時半に到着しました。移動はレンタカーを借りていたので、スムーズでした。仙台から石巻まで電車があるのですが、いまだ震災で線路の復旧ができず、陸路しかないのです。そのため朝・夕は道路が混むので、覚悟してくださいと言われての移動でした。

センターにつくと若者がたくさんかけつけていて40人はお墓の立て直し、私たち年齢が高いメンバー(?)20人は仮設住宅へ物資のおとどけ隊をすることになりました。

そこでまず、センターに届いたお米を小分けします。 50袋ほどできました。

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小分けした袋の口をしっかりと結んでいるところです。センターの2階には、タオル・石鹸・食器・衣類など届いたものが種類別に箱に詰めてあります。これをトラックにリレー方式で運びこみます。

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このようにみんなの手で次々と物資をトラックに運び込み、仮設住宅へ出発しました。

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仮設住宅へ着くと、集会所がありました。集会所にさっそく持ってきた物資を広げ、バザーのようにそれぞれの種類別に並べて、必要なものをみなさんに自由に持って行っていただくのです。もちろんお金はかかりません。すべてみなさんから送られてきたものなので、無料での配布です。やはりお米が一番の人気で、みなさん喜んで持って行かれます。そのほか茶碗などの食器も喜ばれました。

IMG_6194段ボールの山が2時間後にはほんの一塊に。70名もの方がきてくださり、大盛況でした。

仮設住宅にお住まいの方たちはみなさん家を流されて、まったく何もかもなくしてしまったのですから、暮らしていくのは本当に大変です。

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ボランティアに参加した横浜市議団のメンバーと現地の三浦市会議員(右から3人目の方)です。共産党の議員はどこでもみなさん献身的に活動している姿に感動します。

やはり現地に行ってその様子をしっかりとつかむことがどんなに大事か、改めて思った2日間でした。

午後にも同じように、別の仮設住宅へ物資をお届けしているときに震度5弱の地震にあい、怖い思いをしました。仮設住宅のみなさんが「これは震度5ぐらいだ」と言っていたのにはびっくり。まだまだ余震も続く中、大変な状況になっていることに、改めて被害の大きさを知りました。

ぜひみなさん、現地へ行ってその様子をみてください。そして改めて私たちに何ができるのかを感じてほしいと思います。

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