今日は午前は私の住んでいる隣のマンションで防災訓練が行われるということで、消防団員として参加しました。
起震車による関東大震災の時揺れを経験していただく設定になっていて、震度4から6の揺れが105秒間あったというのです。たってはいられないので座って体を支えるのがやっとでした。
午後は東日本大震災で打撃をうけたそれぞれの街を模型で復元しようという「失われた街」を見てきました。
明日9日までみなとみらい線「馬車道駅」からすぐの横浜都市創造センターでその模型が展示されています。
復元された家には名前もついています。こんなにたくさんの住宅が津波でなくなってしまったのですから、その被害の大きさがどんなにすごかったのかがわかります。
実際に自分がそこで育ったとしたら、この模型を見たら泣けて泣けて、きっとそこから動けなくなるのではないかと思いました。
今日はこのプロジェクトに参加している横浜在住で福島県浪江町出身の原田さんのおはなしを聞きました。
自分の育った町の伝統芸能や文化を残すことも簡単でなく、踊りの道具を揃えたり、お祭りをしていた神社なども津波で跡形もなくなくなっていることなど、一つ一つのことがその街で生きている人々にとって大事なものだったのか、失ってみて改めてそれがわかったという言葉がずしんと響きました。
これから私たちが応援できることは何があるのか、一緒に考えていかなければと思ったイベントでした。