決算特別委員会港湾局の審議で、私はは、南本牧に新たに建設予定のMC-4の必要性について質問しました。
MC-4は、南本牧ふ頭に建設予定の、コンテナ貨物の増加やコンテナ船の大型化に対応した大水深の高規格コンテナターミナルで、巨額の建設費用を要します。
横浜港からの輸出量が減っており、特に輸出量の34%を占める自動車関係の輸出量が減っていること、特にアメリカ向けの落ち込みが大きいこと、現状でも大型コンテナの寄港はまれであること、日産自動車はじめ自動車産業が生産拠点を海外に移し始めていることなどを、数字を示して明らかにしました。
港湾局長は「船が大型化しているのに伴い岸壁の混雑や用地不足が起きており、大型コンテナ船を横浜港で受け入れないとなれば通過されてしまう、非常にテンポは遅いが景気は回復してきている」として、MC-4の必要性を強調しました。