20日・21日の2日間で、基本条例に関する調査特別委員会の10人の議員で福島県・宮城県・岩手県へ行ってきました。
まず福島県に行き、基本条例創設までの経緯について伺いました。
議会の基本条例調査検討委員会と執行部(議会局)とでやりとりをしながら進めていったこと。検討委員会では100を超える検討項目があり、それらについて会派で持ち帰り検討しながら進めていったことなどを聞きました。
全会派一致で条例が可決できるように、慎重に進めていったことがよくわかりました。
その後、本会議場を見学させていただきました。自席で発言できるようにマイクが設置されているのが、横浜とは大きな違いです。
次に伺ったのは、宮城県議会です。宮城県では条例制定するにあたって、その時の委員長を務めた渥美議員から説明を受けました。
渥美議員は「浅野知事誕生が一つの契機となり、議員の存在をアピールすることの必要性もあり、議員提案することについて積極的に取り組むようになった。議会全体のレベルを上げることを念頭に置き、歳費や定数削減については別扱いにした」と、条例制定に対する議員としての思いを伝えていただくことができ大変参考になりました。
宮城県議会では、条例制定後も推進会議を設置し、議会改革を常に見直す体制を整えているとのこと。これはとても意義あることだと思いました。
説明を受けたのち、本会議場(上の2枚の写真)と全員で協議する大会議室を見せていただきました。
そして、この日は仙台に泊まりました。