横浜市でも新年度予算で検討されている学校図書館司書について、座間市では2011年度から配置をしています。そこで、実際にどのように配置されているのかを知るために、座間市の相模野小学校へ、白井議員と藤田政務調査員とともに伺いました。
さっそく図書館へ入ると、きれいに本が見やすく陳列されています。
司書の長野さんに子ども達の様子や、工夫されていることなどをお聞きしています。
ちょうど昼休みになったので、生徒が次々と入ってきて、好きな本を選んでいます。
学校司書を配置する前は、年に数回、図書整理として教育委員会から人を配置していたそうですが、それでは十分に対応できないこと、国からの予算配置もあり、それをきっかけに、学校司書を全校に配置することにしたそうです。ただし、現在は派遣なので、年間100日で一日5時間の勤務とのことです。
長野さんが課題と考えているのは、本の数が生徒数に比べてまだまだ少ないのでもっと増やしたい、授業などで使いたい本が足りない時は市立図書館へ行って借りてくることもあるそうです。
司書が配置されるようになって、子どもたちが喜んで図書館に来るようになり、貸出数も増えていると、司書教諭の先生からお聞きしました。
学校長も教育委員会の方も、子どもたちにとって、司書がいることの効果はとても高い、また調べ学習などの連携や、学年に応じた選書ができることで助かっているなど、プラスとなる面を色々とお聞きし、参考になりました。
横浜市でも実現できることへの期待が膨らみました。