予算特別委員会で質問にたちました。
「橋梁の耐震補強や老朽橋の架け替、トンネル補修について」「学校・地区センターなど公共施設の修繕費の確保」「小児医療費無料化の拡大」「少人数教育の実施」「国際理解教育」などについて市長と教育長に質問しました。
橋梁の耐震補強や老朽橋架け替えについては、今後50年間で総額3700億円、年平均74億円かかると試算しています。ところが新年度予算では42億円でこれでは全く不足しています。
旭橋の橋脚を上からみたらこのようにひびが入っていました。
先日応急処置が行われていましたが、現場は定期点検し報告されているにもかかわらず、私たち議員団が問題にしなければそのままの状態にしていたのは予算が足りていないからではないか、と道路局長に質しました。
また学校施設の営繕費については昨年3月策定された小中学校施設の長寿命化計画では2013年度は約150億円としているのに予算は121億円と今年度と同額となっています。そのため必要とされる修繕が行われていないのではないか。
市営住宅の入居希望は今年度平均20.8倍で最高は267倍。特別養護老人ホームの申込者数は5年間で年平均4000~5000人という実態であり、これらの施設建設にも取り組むことが求められています。そのためにも高速道路など大規模な公共事業の予算こそ、市民の暮らしに振り向けるべきと主張しましたが、市長は「市民の安全安心を確保するための予算は確保されており、着実に維持保全を進めている」と答弁しました。
本当にそうであれば、学校施設や橋がこのままの状態で放置されているとは考えられないと私は主張しました。