新幹線と特急に乗りついで、飯田駅につき、そこからレンタカーを借りて、飯田市役所へ向かいました。
飯田市の職員の方から飯田市における環境モデル都市として取り組んでいるエネルギーの地産地消の取り組みについて説明を受けました。
その1として市民出資による「おひさま」革命として、市民に出資を募りその資金をもとに太陽光発電システムや木質バイオマスを中心とした自然エネルギーの普及事業に投資するというシステムです。 太陽光だけでなく、川を利用した小水力発電も計画しているとのことです。
その後、信号交差点をなくしラウンドアバウトという左方向に回る円形交差点の現地を2か所みてきました。速度の抑制による効果として正面衝突のような重大事故の抑制になり、無駄な待ち時間の解消とCO2の削減にもなるということをお聞きしました。
翌日は、下條村に行き子育て支援に取り組んでいる実情を現地の串原議員におききしました。村長が若者を定住してもらうために、2LDKの家族住宅を補助金を使わずに124世帯分建設し、家賃は月3万3千円~3万4千円とのこと。これがその住宅です。
また、村道については、材料費を提供し、自力で舗装しているとのこと。これがその道路です。下水は合併浄化槽にし、インフラ整備については徹底的に村長は無駄遣いをしないで予算を組んでいるとのこと。そのため、基金残高は50億円もあり、実質交際費比率はマイナス3・5%で全国第4位という状況です。小児医療費は高校生まで無料、75歳以上は50%、70歳から74歳までは30%の医療費補助をしているというすばらしい面もあり、ます。
3日目は新潟市へ行き、新潟自治体研究所へ伺い、「区自治協議会」について説明を聞きました。
住民自治の推進を図るため、各区に区自治協議会が設置され、そこで、市政や区政に対して住民の立場から意見が言えるというシステムについてとても参考になることを多々伺ってきました。横浜市でもこういうシステムは必要だと痛切に感じました。