あらき由美子

荒木 ゆみこ
日本共産党横浜市会議員
聞いて聞いて

耐震上危険だと言われている学童保育の現状を見て!

2013年5月9日

IMG_0192南区の別所3丁目にある別所学童クラブは300㎡の土地に約77㎡の木造平屋の住宅を借りて運営しています。

ところがこの住宅は古くからの建物で、耐震診断を受けたところ、必要とされている耐震基準を満たしておらず、また耐震補強工事もできる状態にないと言われています。

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今日は、この学童クラブの実態を市のこども青少年局と南区の学校連携担当の方に来ていただき、学童クラブの保護者・指導員と一緒に、移転についてどうしていくのがよいのかなど、率直な意見交換をしました。

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「建物は古くて心配ですが、子どもたちが別所小学校から帰ってくる立地条件としてはこの場所は適しています。まわりには土があるので穴掘りや野菜づくり、スイカなども作って食べることができそれが楽しみになっています。サワガニやカメも捕れるので、自然に触れることができるのです」と指導員から教えていただきました。 自然環境に恵まれ、子ども達にとって最適な場所であることは、誰もが納得します。

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部屋は4つあります。この部屋はプレイルームで、保護者によって倉庫を改造して作られたそうです。

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保護者・指導員のみなさんと職員との懇談では「移転を前提に考えるとすると、学童として貸してくれる物件がないので、一緒に探して欲しい。町内会館と併設して学童を建てることは可能か。学童に貸してくれる物件がないか広報に載せていただけないか」などの具体的な提案が出されました。

市としては「今年度予算で耐震上危険があると判断された学童については移転費用を補助することになったので、ぜひその制度を利用して移転のための準備をして欲しい」とのこと。移転費用については私が決算特別委員会で質問したことで予算計上されたのです。このやりとりについてはこちらからご覧下さい。

私からは「区と局とが連携して、保育所待機児童を解消したように、この別所学童クラブのように移転が必要とされている学童への支援策を検討して欲しい」とお願いしました。

現地で話し合いの場を持てたことで、別所学童クラブの保護者や指導員の皆さんをはじめ、こども青少年局と南区学校連携担当の職員の皆さんそれぞれに実態を共有することができ良かったです、との声をいただきました。今後もこういうことで私がお手伝いできることがありましたら喜んでいたしますので、遠慮なくご連絡ください。

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