今日の本会議は一般質問が行われました。
私の所属する共産党からは古谷やすひこ議員が質問に立ち、保護者から不安の声が寄せられている「学校給食に放射能汚染牛肉が使われたことにより、今後の給食食材の検査内容の強化と子どもたちへの健康調査について」とりあげました。その内容はこちからご覧下さい。
市長に一番こたえてほしかったのは、国の責任で流通を防ぐことができなかった汚染牛肉を、横浜市の子どもたちの給食食材に使ってしまったこと、そしてその責任の取り方について、健康調査を実施し経過観察をしっかりと行うと答えてほしかったのに「専門家の意見を聞いているが影響はない」と繰り返すだけ。
これでは、誰が聞いても納得しないのではないでしょうか。横浜に住んでいる私たちにとって、今求められていることは、放射線被害を最小限にくいとどめること、そしてその対策をしっかりと講じることです。
汚染された牛肉が給食食材に使われたことは事実であり、その影響が今後どういう形で出るかまったくわかりません。わからないからこそ「影響はない」とは言い切れないのです。その不安を払しょくするのが市長のなすべき仕事です。
また、今回の福島原発の放射能漏れ事故を起こしてしまった原因は、その対策を怠った東電と原発を推進してきた自民党をはじめとする国会議員たちです。原発を推進する国会議員には東電から多額の献金が送られ、原発を受け入れた自治体や首長には、多額の交付金や献金が支給されていました。そういう事実を知るたびに怒りがこみ上げてきます。
福島原発の放射能漏れ事故は続いています。しっかりと横浜市がその対策を講じられるよう議会で取り上げていかなければと思っています。