あらき由美子

荒木 ゆみこ
日本共産党横浜市会議員
聞いて聞いて

横浜保育ウオッチング!

2013年8月9日

 今日は、株式会社立保育所の実態を実際にウオッチングし、昨日、横浜の認可保育園の決算書から見える問題について記者発表した内容を報告し、その問題点をみなさんと意見交換しようと、全国の地方議員に呼びかけ30人の参加で行われました。

黄金町の京浜急行の高架下にある保育園や、馬車道にあるビルとビルの間にはさまれた園庭のない保育園などを見たあと、議会棟会議室で、古谷議員からさらに詳しく決算書を分析した結果、株式会社立保育園は、本来子どものためにと出されている保育所運営費の中で人件費が低く抑えられていること、運営費が保育以外のことに流用されていることなどを、パワーポイントを使って報告をしました。

ジヤーナリストの猪熊弘子さんが、株式会社立保育園を取材してどういう実態が 起きているかを報告してくれました。川崎市麻生区の新百合ケ丘に開設した保育園は、隣が産業廃棄物の保管施設の隣に認可保育園を作ったため、毎日廃棄物を積んだトラックが往復している傍を園児たちが通園している、2年程度の保育経験で園長にした青葉区藤が丘の保育園では保育士全員が辞めてしまった、散歩にいき1歳児を置いてきてしまい、園に帰ってきてから気付いたとなどなど、深刻な実態が明らかにされました。

また公立保育園の民営化を止めるためにどうしていったらいいのかという質問に、静岡市では待機児童園を公立保育園が行い0歳から2歳児までの乳児をベテラン保育士たちが受け入れているので、非常に評判が良いので、こういうやり方は1つの良い事例として、公立保育園の存在意義を示すことができるのではないか、ということもアドバイスしていただきました。

報告する私・あらき 私からは「保育園のあるべき姿とは」ということで、保育所保育指針の2保育所の役割から「保育所は、児童福祉法にもとづき、保育に欠ける子どもの保育を行い、その健全な心身の発達を図ることを目的とする児童福祉施設であり、入所する子どもの最善の考慮し、その福祉を積極的に増進するに最もふさわしい生活の場でなければならない」に照らしてみると、鉄道や高速道路の高架下や園庭のないビルの保育室が子ども達の健全な心身の発達を図るにふさわしい生活の場とはとても言えない、しかし横浜市はそれを認可保育園として認めていることが大きな間違いであると思うので、全国でもこれを展開していくというのは、なんとしても止めていただきたい、と伝えました。

参加したみなさんからは、様々な意見が出され、福井市では申し込む時点で、入所ができないことがわかると、申し込みすらさせないので、待機児童という実態そのものがつかめないという驚いた報告があり、そういう自治体があるということを知ることができ、大変勉強になりました。

私は11日の全国保育団体合同研究集会に午前は分科会36に、午後はテーマ1とテーマ2のシンポジウムに参加します。そこでも横浜方式の保育の実態を報告しますので、ぜひ興味のある方はご参加ください。

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