昨日の決算特別委員会で行った質問を、議員団事務局の青木さんが原稿に起こしてくれました。「あらきさん早口で起こすの大変だった!」と。
青木さんにはご苦労をかけましたが、その原稿を改めて読み、今田教育委員長の誠意のない回答にがっかりしました。合併で問題になっている富士見中学校・吉田中学校へ行きましたか?という質問に「富士見中学校は2年ぐらい前に」とだけ。
横浜市には確かに500校も学校があるのですから6人の教育委員がすべての学校を把握できるとは思いません。けれども、今回、富士見中学校の耐震補強工事ができないということから、吉田中学校と統合するという方針を提案した教育委員会の一員でもあるはずです。
にもかかわらず、両校の現状を聞き取りに行くこともせず、私の質問にはまともに答えずで、いいのでしょうか。この問題で不安を抱えている生徒や保護者のことを思うと、私も中学生を持つ親の一人として、胸が痛みます。
教育委員会の姿勢として、それぞれの中学校のあるべき姿、そして費用対効果だけでなく、生徒たち・地域のためにどうなるべきなのかを、じっくりと考えみんなで同じ思いになれる結論が出せるよう、まず予算ありきでくくるのではなく、白紙からしっかりと議論できるようにしてほしいと改めて思いました。