あらき由美子

荒木 ゆみこ
日本共産党横浜市会議員
聞いて聞いて

広島市の土砂災害を教訓にし崖対策を急げ!

2014年9月9日

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今日の一般質問で、先日発表された中期計画素案に対する市長の考え方、小児医療費無料化の拡充、災害対策、崖地対策について質問しました。

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先月末に広島で、集中豪雨による大規模な土砂災害で尊い命が奪われ、市内には土砂災害防止法による急傾斜地の警戒区域が2431、その中に9815の崖があります。横浜市は、崖の安全パトロールを今年の6月から職員4人体制で年間400件のペースで行っていますが、この体制では全ての崖の調査が終了するまでに25年もかかります。

計画素案では崖地防災対策に15億円しか見込んでおらず、「災害対策費はあまりにも貧弱」崖パトロールの目標値と予算を引き上げるとともに、「防災無線の設置、危険な崖地付近の移転費用の補てんなどの土砂災害対策を速やかに講じるべき」として、市長の決意を質しました。

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林市長は、「新中期計画における崖防災の助成金制度の目標値の引き上げを考えている」と答えるとともに、「擁壁等による本格的な崖の改善には多額の工事費や時間がかかるため、暫定手法を用いた改善工事に対する助成制度の検討を行う」と答えました。

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傍聴にみなさんかけつけてくださり、休憩時間に意見交換をしました。「市長は質問に全然答えてないですね」と怒り心頭の感想も。「議場に来ていただいて、嬉しかったです」と私からお礼を述べました。


質問と答弁はこちらからご覧ください。

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