堀ノ内2丁目にお住まいの方から事務所に連絡があり、「私の家の下は崖で心配なので、ぜひ対策をしてほしい」ということでした。早速現地を見に行きました。
確かにそのお宅のテラス側の下は擁壁になっているのですが、段差があり、一番下の地盤までは擁壁になっていませんでした。
さらにその近隣も崖だらけで、こんなに大きな崖に囲まれている地域があるとは思いませんでした。
この大きさと高さからして、神奈川県の急傾斜地崩壊危険区域の指定が受けられる対象になるのではないかと思われるので、さっそく建築局の崖対策課へ連絡し、現地をみてもらうよう依頼しました。
また、その崖の近辺を見て歩くと、下水の配管がむき出しになっていたのを見つけました。業者がこの先をさらに開発して建築工事を予定していたのではと思われます。
相談された方には「崖が誰の所有になっているのか、法務局へいき確認してきてください。所有者が崖対策工事をするよう手続きをすすめていくことになります」と手順をお話ししました。
この崖を安全にするために、どのように対応していくか、建築局と相談して進めていくことになります。