この4年間皆さん議会に送っていただいて、私が取り組んできたこと皆さんにまずお知らせしたいと思います。
私はいま、市民アンケートを実施しまして、このように皆さんからいただいた声を地域のマップとしてこのように落とし込んでお配りしています。
地域別にそれぞれどんな要望があったのか。そして改善されたこと。これから先、取り組んでいきたいこと。皆さんにお配りしていますので、ぜひまたお読みいただければと思います。特にこの中では実現したことがありました。
「脳血管医療センター」いま「脳卒中神経脊髄センター」と名称は変わっていますが、ここに行くアクセスが非常に悪いということで、議会で取り上げたところ、新年度から南太田駅・吉野町駅を結ぶ巡回の無料バスが出ることになりました。
このマップを見た方からも問い合わせがあり、さっそくこのようにチラシにして、停留所や発着時刻もお知らせしています。
さて、これから先の4年間でやろうとしていること。皆さんにリーフレットとしてお配りしています。「横浜市はお金がないんじゃないか」よくこう言われます。でも実はあるんです。この中にも書いてあります通り、新市庁舎や高速道路にたくさんの税金を使おうとしています。
でも、本当に私が取り組まなければいけないこと、これは南区の中で、「土砂災害危険防止地域」に指定されている「崖」なんです。
この「崖」が南区には12か所もあるんです。新市庁舎では667億円。高速道路ではなんと総事業費1兆円。
こんなにかかることよりも、まずは皆さんの命を守る。この崖対策にこそ力を入れるべきだと議会の中でも言い続けてきました。
新年度の予算ではこの予算4.5倍に増えました。それでも崖対策のお金は4億円です。先ほどお話ししたように新市庁舎や高速道路、これをいったん止めて皆さんの命を守るほうに切り替えよ。このことは引き続き言い続けていきたいです。
そしてその次に取り組みたいこと。これは山下埠頭にカジノ。とんでもありません。カジノを合法化してギャンブル依存症になる人たちを増やす。こういうことを自治体でやるというのはとんでもないことです。
ぜひこれは若いお母さんたちから「やめて!」と言われていますから、なんとしても止めていきたいと思っています。
そして次は中学校給食です。子供たちにおいしい給食を食べさせてあげたい。これもお父さんお母さんたちの声です。成長著しい中学生にはみんなで同じものを食べれる給食。これが一番ふさわしいのです。
全国の公立中学校の86%で給食は実施されています。先ほどお話ししたように、横浜市はお金がないのではありません。あるお金を中学校給食施設に作る。そういう方向に切り替えていけばいいのです。
そして最後は小児医療費無料化と、介護保険料の負担軽減です。アンケートの中でも多くの皆さんから、やはり小児医療費の無料化を望んでいます。やっと、今年度は小学校3年生までになりましたが、「せめて小学校6年、そして中学校3年まで拡充してほしい」という声をたくさんいただいています。
それから介護保険です。これもまた保険料上がってしまいました。なんとか低くおさえて皆さんがもっと利用しやすいようにしていきたいと思います。
皆さん、この南区はあったかいまち。
そして南区役所が移転した後も私たちはその跡地利用・足の確保は議会の中で取り上げ、この点でもしっかりと皆さんの要求が実現できるように私、荒木ゆみこはたらいてまいります。
ぜひ皆さんからのご意見ご要望をお寄せいただきますよう、心からお願い申しあげまして、これからの4年間の決意とさせていただきます。ありがとうございました。