2015年第3回横浜市議会は21日、2014年度決算の議決を行い、閉会しました。日本共産党は、議決に先立って私・あらきが決算反対討論を行いました。
林市長が積極果敢予算と名付けた2014年度予算では、アベノミクスの名のもとで、国が国土強靭化や大企業支援の成長戦略として重点的に推進する高速道路や国際ハブ港などの大型公共事業に財源を集中。
その一方、小児医療費助成や35人学級の拡充、中学校給食の実施、特別養護老人ホーム整備の推進など、市民の切実な要求には目を向けなかったことなどについて私たちとしては納得できないと討論しました。
認定に賛成した自民・公明・民主・維新の各会派はその理由を述べず、起立採決したのみでした。それぞれの立場から論陣を張ってこその議会だと思うのですが、それを放棄するというのは私は納得いきません。