東日本の津波による沿岸部の被害は甚大でしたが、福島県は原発による被害がまだ終息せず、しかも原発周辺に住んでいた方たちへの生活保障や放射能対策など、次々と課題が出ています。
特に放射能の被害については、国がはっきりとした基準を出さないため、除染ひとつとっても自治体としてもどこまで責任を負えばいいのか困っている状態で、それは横浜も同じです。
震災から7か月が過ぎているのに、いまだに移転した方や福島周辺に住んで自宅に戻ることを期待している方たちのことを思うと、福島県の方たちはどれほどまでに精神的苦痛を受けているのだろうと胸が痛みました。
「原子力に依存しない安全・安心で持続的に発展可能な社会づくり」を復興計画の理念に掲げたことをお聞きし、一刻も早くその時が来るよう私たちも応援したいと思いました。