共産党市会議員団で21日、宝塚市へ行き中学校給食を実施している
現状を観てきました。宝塚市長の「子どもたちの命を育む給食を」の思いが
中学校給食に現れていました。
給食の時間は昼休憩を入れて55分で、生徒たちは12時40分に授業が
終わると、配膳の準備に取り掛かり12時55分には食べていました。教室の
生徒たちは笑顔にあふれて、食べ残しがないように、生徒同士で配膳の工
夫をしていました。
校長先生に、「給食があることで先生たちの負担になっていませんか?」とお聞
きすると「給食をみんなで食べていることで、子どもたちの様子がよくわかります。
教師がいない時間に生徒同士のトラブルが起きるので、結果的にはそれを減らす
ことになっています。教師はそのことをとてもよく理解しているので、納得しています」
とのこと。
給食は学校の給食室で作り、だしは天然もの、フライやてんぷらも衣からつけて調理し、
シチューやカレーのルーも手作りにこだわっています。
給食調理員さんは、正規職員を雇用し、継続性を重視していること、そして調理員さんも
給食の先生として学校では位置づけていることなども知りました。
中学校給食は、食育だけでなく、教育的な効果がとても大きいことがよくわかり、なんとしても
横浜市でも中学校給食を実施したいという思いが募りました。